社会活動への参加

プロジェクトONICO

電気のプロフェッショナルだからこそ

そのたいせつさやおもしろさを
ちょっと変わった角度と覚悟で
再認識できるきっかけをご提供できれば・・・
電気の力でみなさまの心の充電も満たしたい・・・
そんな想いでこれからも地域の皆さんと共に
未来を育み続けていきます。


2018年に発足した『プロジェクトONICO』は、電気工事の領域から地域の課題解決を目的とした活動として、大分県の「クリエイティブ・プラットフォーム構築事業」をきっかけに、音楽監督でクリエイティブディレクターの清川進也氏監修のもと、大分県立芸術文化短期大学様との協働による産学官連携プロジェクトとして進めてまいりました。


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プロジェクトでは、”電気”と”電気を求める人”を紐づけるアート作品を展開しています。体験型アート作品を通じて地域社会の課題(充電難民の救済や防災意識の向上)を共有し、電気の大切さや電気・IT技術の面白さや未来に触れていただきたいと考えています。

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大分市ガレリア竹町ドームひろば
2018年11月16日~2019年2月14日
※ONICOは12月22日から設置


大分市中心市街地にある商店街「ガレリア竹町ドームひろば」に冬のイルミネーションの時期に合わせて、約3か月間展示しました。幅広い年代層の方々で賑わい、特に子供に楽しんでもらう機能を搭載したONICOは沢山の親子に利用していただきました。充電ステーションの展示は県内 3 か所で行い、いずれも大勢の人で賑わいました。



芸短祭
大分県立芸術文化短期大学
2018年10月30日~11月4日

学園祭で鬼桜の初お披露目を行い、絶えず人だかりが出来るほどご好評いただきました。

CREATIVE PLATFORM OITA
iichiko 総合文化センター
2019年2月 21日~2月22日

県内の企業やクリエイターが集まる事業報告会で、プロジェクト ONICO の取り組みを展示・活動報告を行いました。
「テクノブロ」
体験型イベントの開催

ガレリア竹町ドーム広場
2018年12月22日

電気や IT 技術の大切さ・面白さをより身近に感じてもらう試みのイベントを開催しました。“電気” をイメージした味覚と音楽を堪能しながら “電気” を使った足湯「テクノブロ」を体感してもらいました。

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大分市ガレリア竹町ドームひろば
2019年9月27日~2020年2月14日


2019 年度はラグビーワールドカップ日本大会 2019 開催に合わせて設置しました。 大分では 5 試合が行われ、無料充電ステーションの前には観光客向け特設インフォメーションが開設されました。充電ステーションは昼夜絶え間なく外国人観光客に囲まれ、スポーツ文化イベントを大いに盛り上げました。




RWC2019 終了後にも、日常的に多くの方々に利用していただきました。




2019 年度の新機能


高速通信 Wi-Fi6 搭載
2019年の新たな課題として、まちなかでの通信の繋がりにくさや、通信制限をあげ、解決策として、県内でいち早く高速通信が可能な「Wi-Fi6」を導入。無料充電ステーションでWi-Fi6体験サービスを実施しました。


ONICO100 コマ漫画
RWC2019開催を視野に入れ、海外からの観光客にも楽しんでもらえるエンターテイメント要素として、絵だけで構成された漫画作品を制作。SNS で発信しました。 広く漫画を楽しんでもらうことを目的に、お手製のしおりを設置し配布しました。


大分県立芸術文化短期大学との協働


「鬼桜」「ONICO 」の設置によって明らかになった新たな課題解決をテーマに学生たちと共にブラッシュアッププログラムの検討を開始。街のにぎわい創出やコミュニケーションデザインについて考え、コミュニケーションスポットとしての拡張をめざしています。



クリスマス
「FREE TREE」キャンペーン


一時的に充電ステーション「ONICO」を「本物のもみの木クリスマスツリー」に変更してプレゼントキャンペーンを行いました。「ツリーをどこに置き、だれを輝かせたいか」をTwitter やメールで募集し、いちばん人々の心を「灯す」 投稿をしてくれた方の「素敵なストーリーづくり」をお手伝いしました。


200 台の携帯電話を同時充電可能な
「ONICOBACO」


社内の防災意識の高まりにより、充電ステーションとは対照的な、コンパクトに充電機器を詰め込んだ「ONICOBACO」( オニコバコ) をプロジェクトに携わってきたメンバーが中心となって制作しました。発電機やコードリール等も収集し、200 台分の携帯電話が充電できる設備を即時に提供できるよう整備しています。



防災協定締結へ


大分県からの要請で2020年3月27日に「災害時における電気設備等の応急対策に関する協定」を締結しました。 電気工事のプロフェッショナルとして地域に貢献できることが社員の誇りになっています。




本活動は、公益社団法人企業メセナ協議会より芸術・文化支援による
豊かな社会づくりの取り組みとして認定されました。


企業メセナ協議会のページリンク
https://mecenat-mark.org/archives_detail.php?id=892



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大分市ガレリア竹町ドームひろば


2020年3月、新型コロナウイルス感染症の影響で祭りやイベントが次々と中止になり、経済的分断や人間関係の絆の分断が始まっていました。この経済活動と人間関係の分断を解消し、絆を取り戻ために、私たちにも何かできないかと討議を重ねて生まれたのが「検温ステーション 鬼桜」です。





「検温ステーション 鬼桜」の取り組みは 大分県の施策「OITA TECH WAVE ウィズ/アフターコロナ時代のテクノロジーによる課題解決促進事業」として、設置に関しては大分都心まちづくり委員会様との共催として行いました。






本活動は、公益社団法人企業メセナ協議会より芸術・文化支援による
豊かな社会づくりの取り組みとして認定されました。


企業メセナ協議会のページリンク
https://mecenat-mark.org/archives_detail.php?id=929&m=search


コロナ禍の影響が続いていた 2021 年度。商店や利用者からは「充電ステーションを復活してほしい。」との声が上がっていました。商店等にヒアリングを行い何度も協議し、密を避けるため充電ケーブルを半数に減らし、感染対策を施した上で、携帯電話の充電機能を復活させることにしました。
ONICO はマルセル・デュシャンの作品誕生から 100 年を記念し、大分県立芸術文化短期大学 於保政昭准教授 監修のもと社員が制作しました。
実際の作品に使われている大理石の代用としてCO2 を削減する木材、いかの甲のかわりにマスクを使用しています。ラメトリックタイムの活用によりニュースや天気、コロナ感染状況等メタデータなどの発信基地としての役割を担う作品です。
メタデータの情報発信基地としての機能を装備した「充電ステーション ONICO」
充電ステーション鬼桜は大分県立芸術文化短期大学 白石 恵里助教監修の元、学生たちが日本の伝統技術 漆塗りに挑戦しました。
漆カバーの彩色は SDGs カラーの色漆をつくり、配色しています。縄文時代の土器への使用が確認されているほど、太古から人間が活用してきた天然素材「漆」を使うことでCO2温室効果ガス排出量の削減化を考える機会にしてほしいという想いもあります
天然素材、漆塗りを施した「充電ステーション 鬼桜」




本活動は、公益社団法人企業メセナ協議会より芸術・文化支援による
豊かな社会づくりの取り組みとして認定されました。


企業メセナ協議会のページリンク
https://mecenat-mark.org/archives_detail.php?id=1160&m=search


新社屋での営業開始から始まった2022年度、鬼塚電気工事は脱炭素化社会の実現に向けた取り組みを本格化させました。地方から脱炭素問題に貢献できないかと模索し、レジリエンス強化型『ZEB』(Zero Energy Building)の新社屋を建設。省エネと創エネで100%エネルギー自給をめざし、脱炭素化に寄与しています。また、見学者を積極的に受入れたり、社屋で得たデータの公開を行うなど脱炭素化をめざしたZEB普及のために尽力しています。プロジェクトONICOはそれらの取組みを様々な形で見える化する取組として、芸術大学と協働を継続しています。
“人と地球環境がともに持続可能な未来を創造する”ことをテーマに次代へのミッションとして『ペーパーズONICO』を始動しました。持続可能な素材を模索するなか、日常生活と社会に深く浸透している便利な素材、「紙」に着目しました。
使用したのは鬼塚電気工事の社内で不要になった紙。3か月分をリサイクル活用して、ペーパーズONICOを制作しました。2022年11月11日~2023年2月14日まで、大分市のガレリア竹町ドーム広場に展示。多くの方に携帯電話の充電スポットとして、コミュニケーションスポットとして親しんで頂きました。
リサイクルペーパーズONICOの制作で培った知識を元に大分県立芸術文化短期大学の学生さんたちによるリサイクルペーパーを活用したワークショップなども展開しています。



本活動は、公益社団法人企業メセナ協議会より芸術・文化支援による
豊かな社会づくりの取り組みとして認定されました。


企業メセナ協議会のページリンク
https://mecenat-mark.org/archives_detail.php?id=1345


プロジェクトONICOが
メセナアワード2020
優秀賞「アートで街を充電しま賞」を
受賞しました!

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たいへん名誉な賞を頂き、ありがとうございました。
このたびの受賞の喜びをひとつの糧として、今後もより充実した活動を継続してまいります。

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「メセナアワード」とは、 公益社団法人企業メセナ協議会が、企業・企業財団による優れたメセナ活動(文化・芸術活動を支援すること)を顕彰するものです。